ここ1週間雨が続いている。止みそうだろうかと外に出る。




小雨になって空は明るい早朝、玄関前の砂利の中に見慣れぬ20センチほどの蜘蛛の巣が砂利の上に
笠のように懸かっていた。

近づいてみると2重になっているようだ。蜘蛛の巣に小雨が被ってレースのようになっている。
中に蜘蛛がいるのだろうが外からは窺いしれない。

小砂利の廻りを調べてみると一部凹凸があってどうやらこんなところから出入りしているのでは
ないかと思われてくる。



Webで蜘蛛の巣の画像を調べてみるとヒラタグモとあった。確かではない。






母の庭はつつじを中心にした春の庭だった。
今年はとりわけ美しくしあわせな時間だった。私も暮らして行く上での身辺が落ち着いて来て
喜茂別に残してきた植木類をこの春に運んで貰った。自分でやっている訳ではないので
鉢に入れてほしいとか、提案はしたものの日頃植木などに関心を持ていないかの人は<いろいろできない>という
返答。こちらも頼んでいる身なので仕方がなかった。
40本のバラの内25本を持って来てくれた。土嚢袋に入れられたバラは着いた時には根には全く土が
着いていなかった。
バラは強いと言い聞かせてその日のうちに25本を植え込んだ。
しかし、なかなか気温が上がらず来る前に既に出ていたたくさんの葉は枯れてしまっていた。
如何せんおひさまにお願いしたくとも顔も出してくれない。

しかし、2週間ほどして小さな芽を発見した。バラによって発芽してくるスタイルも違うようだ。
その意味ではいい経験だった。
実は根に土のない植木をいままで移植したことがなかった。移植から1月に近づいてきて
この雨も良かったのだろうが4/5発芽した。日に何度声をかけにいくだろうか。
ひとりになって一番の変化が時間なのだ。こんなにたくさんの時間をいままでなんで感じることが
なかったのか。離婚の勧めの第1である。

この1月バラの発芽が待てなくて幾本か新しい苗を準備した。移植が駄目な時のために
好きだったバラを。

色と香りが絶妙なセバスチャンクナイブの苗は花びらは今回は真珠のように輝いていた。

露出が失敗して写真は巧く撮れていないが返り咲きで咲く時にまた撮ってみたい。



雨は降り続いても太陽光線はなにがし届いているようでモロッコインゲンのツルが1メートル程伸びた。

喜茂別から移植したバラたちも始めの発芽の葉を落としてこんどは大丈夫なのかと
恐る恐る芽吹いてきた。ドイツトウヒの下に在った幾本かのバラたちが発芽できないが
概ね芽吹いてきた。

ハーブがあったり古木が曲がっていたりして凡その予測が付く。なかでも1本ぎしぎしが根元に入り込んでいた。
十勝という風土でどんな生長になるのか楽しみにしている。雪が無く気温が10度ほど低い環境で育つのかどうか?

Wifiの調子が悪く写真をUPできないが後日載せることにする。


kokoro2324からはUPできず止むなく他のアカウントから貼ることにした。



2012年に購入したマリーテルマー/小さな淡いピンクの可憐な花を付ける。四季咲きで秋遅くまで咲く。


ひとりでの年金暮らしになってから不足は付き物になったが、しかし、如何に対処するべきかと思案し試行錯誤で
課題に挑戦する。出来たときの喜びはいままでにない充実感なのである。
例えばメール添付の画像サイズに縮小しても貼れない事やさらには画像そのものがぎざぎざになる。
そんな時にi-photoの写真をスクリーンショットで保存してUPする方法に行き着いた。



十勝川改修工事の内 利別川左岸河道掘削工事/写真がupできない



68歳のおばあさんの日々の喜びとはこんな些細なことである。