帰路は東北自動車道の放射線量を測る。

2012.9月末 東北自動車道上り線で福島を越えたあたりでガイガーカウンターの警報音がけたたましくなった。
荷物に入れたのさえ忘れていたのでとにかく近くのサービスエリアを探す。後ろのシートの荷物のずっと下のあたりにあった。
帝王切開で赤ちゃんは大きな病院へ緊急搬送されていたので、ガイガーカウンターの数値を見ずに止めここから一気に走った。
このあと小さな子の世話をすることになっていたのでとにかく急いだのだった。

福島第一原子力発電所事故から1年半も経過してさらに車の荷物の下でも反応したガイガーカウンターの数値がどんなものだったのか。




2014.5月始め 下の子どもに預けて置いたガイガーカウンターを受け取って帰りの東北自動車道下り線の放射線量を計ることにした。


意外な結果になった。

想定よりずっと福島周辺は低かった。

10年程前に購入したロシアの放射線測定器RADEXは0.20までが当時の正常値です。
この測定器が正常に作動しているとして。


単位はマイクロシーベルト(μSv)/0.20を越えると警報音がなる。
測定方法は東北自動車道各駐車場で運転席の窓を開け手を伸ばして計測。


羽生    0.32

鶴賀西方  0.12

大谷    0.14

黒磯    0.26

那須高原  0.22

阿武隈   0.21

安達太良  0.18

福島まで30キロのあたりです。




旅の終わりは新緑の喜茂別町旧羊蹄小学校


                    2014.5.13/喜茂別町旧羊蹄小学校