甲州街道のイチョウ並木は多摩御陵造営時に、、、、

富士河口湖町-本栖湖湖畔の翌日は曇りだった。所定の案件のためもう一度東京に戻る事にする。
アポイントは来週ということになったので、4日程時間が出来た。それならば、、、ここから白山行きを決心する。
ゆっくり甲州街道を戻ると、6足の旅でこの道を3度走ったことになる。
さすがに多摩御陵の案内は気になって甲州街道から折れてみる。
門をくぐると閉門まで余り時間がないと告げられた。
手水舎で『10分しか時間が無いのですが遠いでしょうか』と先客に聞いてみる。
『大丈夫ですよ。まっすぐ行くと二手に道が分かれますから右手を行くと直ぐです。』




玉砂利が敷き詰められていて、この日私は津軽塗の右近下駄を履いていた。急ぎ足で進むもざくざくと沈む。
警護の方が『道の端が歩き易いですよ』と教えて下さった。玉砂利はまあるく曲線を描いていて端が止め石になっていた。
なるほど、、、、、
急いだもののなんとか





二手に道が分かれ、左手が昭和2年(1927年)に大正天皇御陵として建立された多摩御陵
右手が昭和天皇の武蔵野御陵だった。静かな気持ちで立つ事ができた。





お参りを済ませて、、、、急ぐ。閉門ぎりぎりだった。

http://kattyan.ath.cx/tamagoryou/tamagoryou.htm