予定の無い気ままな旅


漠然と旅をしようと思っていたのだが、やはりかねがね行きたいと思っていて行けなかったところに行ってみようと。
その1、その2を終えてその3は富士山を山梨側からみること。府中から甲州街道をゆく。
畝畝と細い道は昔の人の自然に逆らわない知恵があってこの道が気にいっている。

石組みから植栽までいいと思ていたが、http://ja.wikipedia.org/wiki/甲州街道に当たってみると、こんな仔細があった。


甲州街道徳川家康の江戸入府に際し、江戸城陥落の際の甲府までの将軍の避難路として使用されることを想定して造成されたという。そのため、短い街道であるにもかかわらず、小仏・鶴瀬に関所を設けている。これは、甲府城を有する甲府藩が親藩であることと、沿道の四谷に伊賀組・根来組・甲賀組・青木組(二十五騎組)の4組から成る鉄砲百人組が配置されており、鉄砲兵力が将軍と共に甲府までいったん避難した後に江戸城奪還を図るためであるという。
参勤交代の際に利用した藩は信濃高遠藩、高島藩、飯田藩である。それ以外の藩は中山道を利用した。下諏訪宿から江戸までは甲州街道が距離はより短いが、物価が高いことや街道沿線のインフラ整備状況がその主な理由と言われる。尚、宇治採茶使は甲州街道を利用した。

甲州街道国道20号線に継承されているので、府中から八王子、高尾と進み、高尾山近くなると中高年の登山者の多いのに驚いた。都心から1時間圏でこんなに自然林が残っているのだから頷ける。しかも70代前後の方が多い。

山道に入ると相模湖と記されている。相模湖駅により観光協会でパンフレットをもらい、『江戸時代は何藩ですか』と聞いてみる。『来たばかりで、、、、解らない』ということだった。 パンフレット類はしっかりしていた。

相模湖は戦後始めて出来た人造湖だそうだ。   http://ja.wikipedia.org/wiki/相模湖

横浜市川崎市相模原市などへの上水道、京浜工業地帯への工業用水、及び水力発電、洪水調節、灌漑用水、レジャーに利用されている。一部東京都に飲料水が分水されることもある。


凝るの散歩に相模湖林間公園によって見る。実に立派。テニスコート、野球場等が在り、管理棟には無料のシャワーが設置されていた。

相模湖を出て大月市-富士吉田市-富士河口湖町-本栖湖


本栖湖湖畔の駐車場に入ったものの富士山は見えなかった。車から降りて来た方に富士山の見える駐車場は在りませんかと聞いてみる。『トンネルの手前に駐車スペースがあって、カメラの撮影ポイントになっている』と。


臈長けたと呼びたくなる姿で富士山が本栖湖の向こうに聳えていた。
凝ると散歩しながら湖の向こうを見つめ、写真を撮るのも忘れていた。暗くなる直前に慌てて撮る。
emobile wifiをつなぐとさすが観光地だけあって早い。






富士河口湖町 http://www.town.fujikawaguchiko.lg.jp/