岩手県二戸市金田一温泉〜名前に引かれて国道4号線から入ってみる。

盛岡まで行きたかったのだが、金田一温泉の名に引かれて入ってみる。馬淵川(まべちかわ)の中流域だろうか?金田一の地名には諸説があるようだが、阿弖流為アテルイ)が湯浴みをした所というものもある。別名湯田温泉と呼び田んぼから湯がでていた、地すべり地帯と言う。行き会った高校生にこの温泉は有名なのかと尋ねてみると、、「県内では有名です。旧家で座敷わらしがでるところです。合併して二戸市になりました。」南部藩の湯治場でもあった。柔らかな湯ということで、湯治にいいと、、夏場でもあるので、閑散としていた。
http://www.kindaiti.com/access/access.html
『座敷わらし』を考えていると、子どもたちと読んだ『てんさらばさらてんさらばさら』(わたりむつこ作 福音館)を思い出す。おしろいを食べていっぱいになった『てんさらばさら」をまゆが隠そうとするが、まゆや子どもたちの前に雪のようになって舞うのが忘れられない。『座敷わらし』同様『てんさらばさら』もある人のために空から降って来る。