おしゃべりな3人組

喜茂別町長選挙立候補者各届け出用紙一式を、担当者から受け取り、説明を受けた。それからというもの「出るな、出るな、出るな」の天ぷら揚げてる蝉時雨。
私は辞職して臨むことにした。1時ころ就寝して翌朝目覚めると、異変が起きていた。右眼の目尻の周りに何かがついてただれている。首の周りも全面赤く腫れ上がっていた。なぜ、数時間の睡眠の間にこんなことに成るのか、、、眼の周りも、症状はひどかった。瞬く間に、血漿が出て、黄色いかさぶたになる。これが1日目。



2日目 退職したのは喜茂別町長選挙告示日の前日、7月14日なので、それまでは、通常勤務だった。この日も「出るな、出るな」。
首の周りはかなり発熱しているのが解る。タオルで冷やす訳にもいかず、真珠の首飾りと水晶のお数珠をしっかりと巻く。幾分かは放熱してくれる。


就寝後どの位たったのか、ベットのそばで、話声がする。うとうとしながら、、、3人いるようだ。男、男、女であったが、A男、B男、C女としよう。


B男 「これはなんですか?」(首に巻いたお数珠)

A男 「熱が出るからねえ〜」

C女 「こいつ〜!」(強く、足の間接を打つ)

A男 「ふ、ふ、起っきるでっしょう〜」

C女 「これまでしても出てきたらどうなるの?」

A男 「ルールに従って、、、、、出ない。」

A男 「あんたも首だよ。、、、、、」


おしゃべりな3人組は階段を降りて行く。


うとうと聞いていた話を、強く、足の間接を打った為に、身体自体が覚醒した。暫くしてから、携帯の扉を開くと午前2時41分。


しかし、翌朝からは大変なことになった。

まず、右眼が開かない。まぶたがただれ、皮が剥け化膿のような目やにで眼が痛み、開かないのだ。
右顔全面にびっしり塗ったようで、一気に悪化していった。