車の無い私はバスで行くはずがタクシーに。


              2018,1,19/キジようやく外に出る。



運転免許の更新に70歳から高齢者講習を自動車学校で受けなければならないとの葉書がきたのは6ヶ月も前だった。Webに当たると75歳からの高齢者講習がヒットして認知症関連のチェックが重視されているようだった。

70歳から75歳までは3人一組で実車の講習もあるとのことで、私のいすゞビックホーンは古い
し走行距離48万キロ、しかも帯広に来てからバッテリーが上がって乗れなくなって以来ずっと乗っていない。

他の車種もMAZDAユーノスしか乗っていないので、プリウスなんてアクセルとブレーキが逆なんて車だったら
乗れるのだろうかと不安であった。自動車学校にアポイントを取る時に実車の時間講習はないかと聞いてみたら
ないしみなさんそうですとの返答だった。車の車種を聞いてもイメージできる訳もなかった。

距離的に近いと思って予約した芽室自動車学校までのバスをチェックするとこれが難しい。他を当たって行けそうだったのが帯広市稲田町にある第一自動車学校だった。どの教習所も予約が埋まって来ていたので慌てて変更をした。

受付2時間前に家を出たのにチェックしたはずのバスは既に出ていて結局交通手段はタクシーしかなくこれで行く。
久しぶりの車はさすがにいい。運転も穏やかで巧かった。40分前に着いた。この間に帰りのバス停を見にいった。受付時間間際にiPhoneになにげに触ったはずが、文字が巨大化して操作不能になった。

いよいよ70歳から75歳まで運転免許更新時高齢者講習が始まった。。
指導員ひとりに3人の受講生。親ほどの年齢差があるので話の端はしで受講生が話すのに答えて穏やかで実に自然である。
なごやかにスケジュールを確認して、視力検査に入った。ここでは3組9人の受講生が静止視力、動体視力、夜間視力、
視野の測定をした。私も随分落ちていた。ぽつりぽつりとそれぞれが落ちている動体視力が落ちているとつぶやく。その意味でも従来のような大勢でビデオを見るような講習より個々がはっきりと自覚できるこの講習はいい取り組みだった。

さて、いよいよ実車
始めの方が停止位置から車道に出る時私は<巧い!>つぶやいてしまった。この瞬間的な動きでも運転技術は直ぐに解ってしまった。<毎日乗っている>のだそうだ。2番目は私だったが動きだせば嬉しかったが、実車はただ乗るだけではなく
さすが自動車学校でやるだけあって1番目はS字走行2番目車庫入れ3番目コーンを使ったじぐざぐ走行4番目Uターンであった。私は車庫入れムズクて切り返した。コーンも苦手だった。3番目の方は車庫入れ凄い早い。さっと入った。その方が滑ったなと言っていたら、指導員が今日の車はFR車だったのですと説明された。大変いい講習であった。これはもっとやった方がいいと思いました。

自動車学校は高校生と高齢者講習の受講者でいっぱいだった。高校生が多いのでこの時期の高齢者講習はあまり入れられないのだそうだ。6ケ月前から講習をしているのはこんな理由もあったのだった。

従来の講習より遥かに意味もあり楽しかった。
指導員が<緊張しましたか>と聞かれたのに私は<全然しない。楽しかった。>と応じた。

無事終了。

家に帰って今日の外出の失敗に気が付いた。ストーブを止めガスの元栓を止めたがオイルヒーター
のスイッチを入れ忘れていた。

それでも唸りにゃんキジにゃん小桜インコは元気にしていた。


運転免許更新時高齢者講習に使われた<いつまでも安全運転を続けるために>のはしがきもよかった。

はしがきはこんな風に始まる。


年齢を重ねても、これまでと同様に快適で、豊かな生活を続けるための大きな要素の一つとして「車の運転」が
あります。
、、、、、

<画面上の文字やボタンが突然巨大化しました!? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ>

https://news.mynavi.jp/article/20161102-iphone_why/

3本指で触ってしまった結果だった。即解除して使えるようになった。