ふくふくとシメたちはいい旅をしてきたようだ。


今年の帯広は雪が早かった。寒さもマイナス20度が続いたのは4年目で始めてである。
それでも身体は元に戻ってきているようで、石油ストーブを最小にして夏掛けで眠るのを
至福としている。



夏の間2階のベランダで枝を伸ばしたバラたちをどうして越冬しようかと思案しているうちに
北海道の冬の室温は温室並みだと気がついた。地植えのバラは帯広の強い日光で充分に根を伸ばしているが
鉢に入ったバラをそのまま置くわけにも行かず室内で育ててみることにした。始めはより日光が入る2階で
オイルヒーターを暖房にして20度に設定した。ところが乾燥して水遣りが遅れるとあっと言う間に葉が落ちてしまう。
止むなくバラを階下に降ろし机の上が定位置になった。
100均で買った25個100円の強力マグネット1個600ガウスをこれも100均の鉢植えの葉ダレ防止用支柱にぽんぽんと着ける。
レーザー対策である。田舎に行くとよくCDを庭に流しているのも同じではないかと思っている。
1年ぶりの100均はめちゃくちゃ楽しい。
もう直き立春春は近い。


蕾だったマダム アルフレッド キャリエールが夜中に咲いていた。この花は喜茂別の時にも購入しいまだ花を見ていなかった。庭に地植えした
移植組のバラのなかにもマダム アルフレッド キャリエールがあるので今年は咲いてくるだろう。帯広の人たちを支えているのもこの自然がもたらす
豊穣さかも知れない。咲くのは3月かと思う程小さな蕾だったのにお誕生日前に咲いてくれた。ありがとう。




2017.1.19/シメの群れが庭に現れた。去年まではバードテーブルがあったのに今年は猫たちのお昼寝スペースになっているので
バードテーブルは止めていた。野良の子コアリにとっても始めてなので彼らも群れが現れて飛んで出た。シメはカラス除けが付いた電線
に平気で止まった。翌日5.6羽の目立たない数でオンコの実を食べに来た。近くで見るとふくふくとしている。




マダム アルフレッド キャリエール/クリーム白と花色が表記されていたがかわいいピンク6,5センチで咲いた。時間が立つとだんだん白に近づいていくのだろう。バラはこの花色の変化も楽しみである。
越冬栽培の2番花である。1番花は2階で新苗1年物のジョセフィン ブルース(CL)つるが10センチほどに咲いた。香りは柔らかな
ダマスカス。去年は新苗も良く咲いた。喜茂別では咲けなかったが日照量が違うのだろう。カンカンと照りつけるおひさまの下で
新苗のアイスバーグつるとマーガレット メリルもよく咲いた。



2017.1.24マダム アルフレッド キャリエール/クリーム白と書かれていた色に近づいてきた。






1月の母の月命日に桜を用意した。この時期に咲く桜はなんというのだろうか。なんとも愛らしい。





2017.1.25桜も白に近づいてきた。






気温は相変わらず低いが、日差しが春めいてきた。