三宅一生の折り紙の服はこんなソフトが支え


    


三宅一生の服は奥が深い。折り紙の服は畳んだ姿は平面になるし
折り畳むことで完成型を記憶する着物に回帰する。

代表作のプリーツの服もぐるぐる巻いて投げ込んで置くことがプリーツを保持する。
袖丈も通常より10-20センチ長い。何故こんなに長いのかと担当者に聞くと
たくれは短くなり年齢が増して来ると年齢が出やすい所が首や手なのだと。

20年前の三宅一生<ブランド>の服は価格が高く購入層の年齢が高かった。
私も67歳になって手首が隠れるこの袖丈にはなるほどと実感する。

http://d.hatena.ne.jp/kokoro2324/20140902■ようよう阿多泥にあいまみえし。で
<Webのこのような時代であれば染木は板締め技法であろう。>と書けたのは
実は三宅一生<ブランド>のいまはユニクロのデザインを担当している方の作品との出会いだった。

そのスカートは面白い染めが施されていて
お店の担当者の説明が<この年の年間テーマが中国だったので、中国ではいまも
古い時代の染め木を使った板締め技法が残っていてその技法で京都の職人さんに染めてもらったもの>です。
なんて凄いんでしょうね!

次女の卒業式の為に購入したスカートでした。