NHKテレビ/クローズアップ現代 『謎のミツバチ大量死 EU農薬規制の波紋』

ふと着けたテレビで2年間の規制をすると報じていた。
農薬が原因と確定されていないもののEUの原則予防措置という考え方での処置という。
これはわかるようで難解なしろものだ。



           荒神山公園まで/長野県上伊那郡辰野


使用の規制が係る農薬はネオニコチノイド系農薬で日本でも稲に使われていて、これを使えば手間がかからないのだそうだ。ミツバチの巣の前にたくさんの死んでしまったミツバチがいる。ハチはなぜ巣に戻って力尽きるのだろうか?
私もハチミツは大好きだし、薬代わりに助けられることも多い。突然の睡魔に襲われて会議を続けられなくなったときなど、キンカンや果物のハチミツ漬けを飲めば回復するし、血糖値が正常になって会議に復帰することができた。会議が続けば人との接触も増えあるとき帯状疱疹になった。石けんにハチミツを混ぜ丁寧に洗い続けて帯状疱疹は消えた。ハチミツに殺菌消毒作用があるからだ。石狩には養蜂家がお店を構えていてここへ行くのは楽しみだった。タイミングが良ければ蜂の巣をカットしたものが味わえる。静に噛むと柔らかい蜜蝋が残る。この蜜蝋が薬のカプセルや口紅になるのだそうだ。こどもたちに頂いてきたものだった。喜茂別に移り住んでからも石狩に通ったものだが、蜜が取れないと聞き始めて数年たっていて何故だろうかと思っていた。


EUは2年間の規制の間に更にミツバチ減少の原因を探る。

巣箱の前に大量死するミツバチの姿は何か気に係る。
蜜を採集する作業にはミツバチをおとなしくさせる薬剤を使うがその薬剤にも問題は無いのか?
一方で帰巣性を無くするとも指摘される。
蜂蜜の採集は古代より続く伝統的なものなので農薬を使わない地域でどのようになっているだろうか?

老犬凝るの散歩の距離は短くなったが、帰り道外来種のたんぽぽが咲いていてカンタンがおいしそうに蜜を吸っていた。
植物の蜜は昆虫だけでなく小鳥たちも大好きだ。ミツバチにだけ異変が起こるとは考えがたい。




なぜミツバチにこのような異変がでるのか<EUの原則予防措置という考え方>を検証する時期ではないか?<EUの原則予防措置>がCo2削減の根拠なのだから。

ハチミツはレンゲ、アカシア、百花、トチ、ソバなどであり農薬がかかるものは少ないのだから。