日御碕(ひのみさき)の方から出雲大社を望む。

外洋から出雲大社がどのように見えるのかが知りたくて 日御碕 に向う。途中で港に寄ってみると
朝から釣り客が竿を打っていた。



日御碕への途中からみても島根半島西端から緩やかに湾曲する森の中に出雲大社の屋根をみることができる。現在の社殿の倍の高さがあったのであれば遥か彼方からその偉容を見つめ、この湾に入ってきたであろう。その高さを思いながら来た道を下ってゆく。




出雲大社に辿り着く前に出雲大社近くの道路標識が従来の青ではなく茶色だったのが驚かせもし嬉しくもあった。阿多泥で染めた衣装は黒でもなく青でもなかったから茶か朱ではないかと思っていて、その手掛かりがなにかないだろうかと希っていた。

出雲大社は伸びやかな佇まいだった。