旅の始め

2012.3.4

その日は免許の更新日居眠り運転に注意するようにという
啓発ビデオをみたこともあって、いつもは通過する中山峠で休息。堆く積まれた雪山と夕日を撮る。




凝るとの2度目の旅は当初3月末が日程だった。3月4日に家まで後5分の地点で車が回転 ビックホーンごと路外転落。路肩表示棟に真ん中で激突し左に回転して右ドアに当たり雪の布団に2.3トンもあるビックホーンが雪煙を上げてどっつしんと落ちた。仕様書にあるように真ん中でぶつかっているのでエアバックは開かなかった。


しかし、ビックホーンの強みはその頑丈さにあるので、フロント全面右ドア破損だったが
身体には影響が無かった。ビックホーンが守ってくれたという安心感が強い。


衝撃で荷物が散乱しようやく携帯を見つけて外に出ようとするがなかなか出られない。
ドアが変形しているためだった。外に出て廻りを見ると対向車線に軽が3台ほど止まっていた。走行車線にも何台も止まっている。事故の一報を家に入れると2台目の車がレッカー車で、地元の富士見自工さんが降りて来た。『家から電話が入りましたか?』と聞くと『否、これから出かける処なので、あげてあげる。』と運転席をチェックして道路にあげてくれた。小さなカーブでの事故だったが、数秒遅れていたら大変な事故になっていた。


その後警察に電話。後続の車もよっぽど驚いたようで長い事とまっていた。『大丈夫ですから、どうぞ、、、、』


車輛保険いっぱいの修理になった。
なにしろ私のビックホーンは平成2年に登録しワンオーナーで走行距離43万キロに達している。
エンジンを一度載せ変えているものの大きな事故はなかった。


この際他の車に乗り換えよと助言もあったが、webでビックホーンを探すが、やはり自分の車に戻ってしまう。車輛保険でビックホーンを修理することにする。日程を変更し4月3日に出る為に、いすゞ自動車に電話することしきり。修理に1月を要した。


4月5日東京に向けて喜茂別を立つ。それから8000キロのビックホーンの旅になった。