喜茂別町字比羅岡ー目名川の畔で



12月9日凝るとの6足の旅を終えて喜茂別町字比羅岡に帰ると目名川の畔に電灯が灯っていた。
総務省/委託事業「緑の分権改革」推進事業として実施されている<100ワットの電力を発電する実証実験>が行われていた。
散歩の度に、1メートルを越す雪をかき分けて目名川に入り、枯れ木や水草を取る作業を装置の設置業者の方がされているのに遭遇した。それでも、1月に入ってから10日ほど電気は停まってしまった。作業の合間にお話を聞いてみたが原因が解らないとのことだった。




目名川は雨に依る増水の早い川だが、いつもは緩やかな流れにバイカモが緑なし魚も多く釣り人の訪れる川である。




                目名川の秋



                目名川の初冬



トンバック2個を両側に置き真ん中にダムの放水口を思わせる発電装置が設置されている。トンバックの高さまで水は堰止められている。トンバックを置く事でこれほど川が変わるとは驚きだった。上流部の水深は3倍くらいになっている。下流部は流れが早くなっている。咋年ニセコ町でも同じ小水力発電実証実験が行われている。さて、この予算はどのくらいと予測されるでしょうか?












目名川と水力/水車を廻してでんぷん工場


比羅岡では戦前には6、7軒のでんぷん工場があったのだそうだ。水車を廻しジャガイモからでんぷんを取り、生でんぷんを乾燥させるのだそうだ。乾燥の為に火を焚き続けることもあって次々に火事になったと。川と共に生きてきた人々の地で1000万の予算で小水力発電実証実験/

「緑の分権改革」とは

 地域主権型社会を確立するためには、行財政制度のみならず、エネルギーや食料の供給構造をはじめとした個々人の生活や地域の経済等における地域主権を目指すことが求められています。
 そのため、それぞれの地域資源(豊かな自然環境、再生可能なクリーンエネルギー、安全で豊富な食料、歴史文化資産、志のある資金)を最大限活用する仕組を地方公共団体と市民、NPO等の協働・連携により創り上げ、地域の活性化、絆の再生を図ることにより、地域から人材、資金が流出する中央集権型の社会構造を分散自立・地産地消・低炭素型に転換し、「地域の自給力と創富力(富を生み出す力)を高める地域主権型社会」の構築を実現しようとするものです。
 詳細については、別添(「緑の分権改革」の推進について)のとおりですが、その考え方、進め方等についてのご意見を募集していますので、お気軽にご意見をお寄せください。

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/bunken_kaikaku.html