生チョコ変じて裏絹となる


世の習い変じて、Yahoo! オークションで購入した洗い張りが済んだ裏絹の代金を申し受けることにあいなりにけり。
生成りの絹の色も織も微妙に違って柔らかである。母たちの洗い張りの光景が記憶にある最後の世代であろうか。
端切れとしてオークションにでる着物類にひと手間入れることで生き返ると思うと、、、、
機織りは女の仕事だが、染料を作る、染める、模様になる糸を繰るのは力のいる男の仕事だった。着物1枚に込められた織り染めの技法を思うと残されている着物類を生かすことをこころがけたい。