米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設問題について


沖縄県仲井真弘多知事は「県内での県外・国外移設を求める声が高まっている」と。
Google マップで米軍普天間基地沖縄県宜野湾市)を当たってみる。


沖縄は多くの苦難を負ってきた。海兵隊8千人のグアム移転もロードマップ(行程表)には記されている。<自民党政権下での努力も評価するべきだ。> 即、国外移転出来ないのであれば、県外移設を考えるべきであろう。橋下徹大阪府知事関西国際空港への移設の可能性について言及しているが、現実的に可能であろうか?どこの地にあっても自衛隊ではなく実戦部隊であるアメリカ軍基地には不安はつきものであろう。しかし、長期的に日本の防衛は自衛隊が行うことを前提にすれば、短期的にはアメリカ軍基地として、さらには自衛隊基地に転じてゆく構想をもてば、私は、北海道に移設することを提案する。


北海道は朝鮮ともロシアとも近く、国籍不明機の領空侵犯は日に何十回とあり、その捕捉からスクランブルまで全てをアメリカ軍の青森県三沢基地に依存している。
2006年の日米合意を朝日新聞のキーワードから当たってみると、北海道で代替え案を検討できるのではないかと考える。苫小牧東部工業地域も想定されるだろうが、苫小牧東部工業地域から日本海に抜けるロスを考えれば、路線が減少している札幌丘珠空港日本海側も検討されるべきであろう。


>>日米両政府は06年5月、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古崎への移設や海兵隊8千人のグアム移転などを柱とするロードマップ(行程表)に合意した。普天間移設は05年10月の中間報告では1本の滑走路を造るとしていたが、周辺集落の上空を米軍機が飛行することを避けるため、米軍キャンプ・シュワブ内及び沿岸部に1800メートルの2本の滑走路をV字形に造る計画に変更。14年までの完成を目標としている。
( 2007-01-13 朝日新聞 朝刊 政治 )