ふりかえりみれば〜2007年6月23日

*喜茂別町に引っ越してはじめての死亡交通事故〜”旗の波”



丁度2年前の6月23日。喜茂別町留産の尻別川沿いの町道は川の蛇行につれてうねうねと小さなカーブが続く。遠近法を地で行くような構図で羊蹄山を望む、喜茂別でもお気に入りのポイントである。岩がせり出している部分から小さな落石があるようで、トンバックが置かれていた。このあたりで、喜茂別町に勤務先がある隣町の若い方が軽トラックで路外に転落し亡くなったのだった。シートベルトをしていない単独事故だった。この死亡交通事故をうけ町では「交通事故死ゼロ」の願いを込め”旗の波”の街頭啓発活動を行った。


事故から2週間ほど後、小雨が降った夜8時頃、なにかが足りなくてコンビニまで出て、帰り道喜茂別町留産の事故現場近くのカーブに差しかかった。このあたりは河畔林のヤナギ類で対向車の灯りはカーブに入らなければ確認できない。小さなカーブに入ると対向車線のカーブから2台の車が現れた。この近さなのに後ろの1台が追い越しをかけこちらの走行車線を来る。私は国産のスポーツカー、ユーノスロードスターに乗っている。ブレーキを一気に踏めば瞬時に止まる。一気に踏みハンドルを路肩ぎりぎりに切って回避した。その車はあわやのタイミングで対向車線に入った。これが軽トラックならばこうは行かなかったのではないかと、、、、





この岩がせり出していた部分は去年12月にかけて工事が行われた。私は2.3度、話を伺いながら写真を撮らせてもらった。岩を撤去する作業は札幌から鳶職がきて、一番若い方は16歳とのことだった。同じ仕事でないにしろ、ロープ1本に身体を託して仕事をする姿は親御さんに見せたい姿でした。