京極町生涯学習センター湧学館は図書館、ギャラリー、郷土資料館、生涯学習センターを兼ねている。

ニセコの”あそぶっく”には何度か行ったことがあるのだが、喜茂別町の隣町、京極町の湧学館には未だ、1度も出かけていなかった。倶知安からの帰り道よってみることにした。
お、『図書新聞』がある。道立図書館にいた方が3年間委託職員としてこの図書館の整備に当たったのだそうだ。年間予算本が800万DVDなど100万と言うことだった。


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静かで使いでがいい図書館なのだが、この図書館には電源立法の補助金が入っている。
原子力発電所は出力調整が出来ないという課題を抱えている。ピーク時に必要な電力を維持するためには、使われない電力の調整をする必要が出てくるのだ。
京極町北海道電力が建設中の純揚水式発電所が使われない電力の調整に大きな役割を果たすことになる。

北海道電力の「尻別川水系ペーペナイ川上流部に中央土質遮水壁型の京極ダム(下部調整池)を新設し、この間の総落差約400mを利用して、最大出力60万kW(20万kW×3台)の純揚水式発電所を新設する」京極発電所は1号機が平成27年運転開始予定になっている。北電の計画概要は、、、、http://www.hepco.co.jp/ato_env_ene/energy/water_power/kyogoku_ps/plan_summary.html
模式図には「上部調整池の建設などを行う第1工区を担当している」鹿島建設のKAJIMAダイジェスト-特集:水といきる−水のある豊かな暮らし−がある。http://www.kajima.co.jp/news/digest/aug_2008/tokushu/toku03.html

右肩上がりの電力需要を想定して進んだ計画の時代から少子高齢化労働人口の減少と北海道の各工業団地/苫小牧東部開発計画石狩湾新港地域開発計画など転換と再構成のいる時代なのだが。

何十年先を見越した計画がそのまま通る訳もなく、簡単な責任論ではない。
世界の金融危機が一朝で価値が半減あるいは皆無に近くなるのだから。


それにしても、変化には対応して行かなければならない。