道新12/18珍鳥ナキイスカ松前で捕獲

こんなタイトルで環境省の委託捕獲調査に18年ぶりのイスカの捕獲が報じられた。
「松の実を主食とし、松ぼっくりをむくための特殊な交差したくちばしを持つ」と紹介されている。


長男が中一の終わりだったから、今から11年前になる。石狩の花川北の住宅地は石狩川に近く、
防風林が残り、自衛隊の演習場もある。渡り鳥は石狩河口から、宮島沼ウトナイ湖と渡ってゆくために、
庭先に多くの渡り鳥がやってくる。
息せき切って帰ってきた長男が『角の家に真っ赤な鳥の群れが来てる!』というのです。
カナリアでも在るまいしそんな鳥いる訳ないでしょ!』まったく考えてもみようとしなかったのです。あいすまん!
渡り鳥の群れは敏捷で、人の動きにすぐ反応するので、もう一度見に行った時には飛び立った後のようでした。
それから2日後、曇り空に渡りの群れがやってきました。ヒヨドリが食べたナナカマドの種が一面に散っていたのですが、
その実を不思議なくちばしで食べているのです。それが、真っ赤な鳥の群れでした。慌ててカメラを向けた物の、2重窓で
姿が見えると飛び立ってしまうのでおかしな角度から撮っては見たものの、白黒写真のような色しかあがりませんでした。
1週間程石狩にいたようでした。犬の散歩でも逢いました。花川北団地は遊歩道が整備されたなかなかよく考えられた団地
なのですが、その遊歩道にはモンタナ松が植えられていて、きっとこの実が気に入ったのでしょう。


春休みに長男と美唄市にある宮島沼に出かけました。
宮島沼は「国の天然記念物であるマガンの国内最大・最北の渡来地、、、2002年11月に、国際的に重要な湿地として、
ラムサール条約に登録しました。」とH/Pにあります。
当時は観察小屋が在るだけでした。ドロヤナギがあって虫が多いポイントに入ると、イスカの群れに遭遇したのです。


慌てる事暫し。雄、雌、幼鳥の40羽程の群れでした。
ハンノキに一瞬止まり飛び立ってしまいました。
その時の一枚を「宮島沼の会」が春開く、写真展に長男と出したのでした。








http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/kaihinsyokubutu/newpage-19nat.htm
石狩自然情報がありました。