2008-12-07 りすのうり どこからか不思議な声が聞こえてくる。 ぷぉ> ぷぉ >ぷぉ > 籠ったようで、膨らみのある なぜか、懐かしい 不思議な声だ。 声をたよりに探してみると、 我が家のリス君だった。 この懐かしい声は、森に入りどこからとも無く 聞こえて来る、小鳥の様にも思う、あの声だった。 私はここよと知らせているのだろう。 しかも、息を吸って身体を楽器にして響かせている。 ぷぉ> 大きく丸くなる。 小さな身体からあんなに響く、森の精。 深い森に彷徨いこんだしあわせな時を 運んでくれる。 りすのうり