保温シートを使って促成栽培された男爵の収穫




3月の末に融雪剤を撒き、春起こし、種まき、保温シートの施設、撤去、土寄せ、農薬の散布、草取り、そしてついに収穫の時。保温シートを使って促成栽培された畑と普通の露地とではどんな風に違うのか関心があった。保温シートを使って促成栽培された男爵がぐんぐん大きくなりシートを盛り上げていく。



6月上旬シートが外される。もう直き花芽が来そうである。シートを巻く機械もあって作業に見合った道具がそれぞれあるのには驚かされる。シートを外しながら、抑えのピンを腰の収納かごに入れてゆく。作業着の上に縛っていたのが蚊とり線香、、なるほど、、、





7月1日ジャガイモの花に逢う。



啄木が『一握の砂』の中で詠んだ

馬鈴薯のうす紫の花に降る
雨を思へり
都の雨に  http://www.takuboku.com/kisetu/meika/meika-18.html



のように、小雨降るジャガイモを撮りたいと思っていたが、あんなに今年は雨続きだったのに逃してしまった。
7月は雨が続き疫病の出た畑もあると聞いていた。船場さんの所では一度掘り起こし乾かしながら収穫作業が進んでいた。大きな粒ぞろいの、お!いいジャガイモだった。『7月の雨を蓄えて8月好天の日にぐんぐん伸びた。』のだそうだ。収穫と同時に石も別のゲージに分けられていた。これも、なるほど、、、