喜茂別町長選挙から留寿都村・喜茂別町合併協議を考える。

結論から言えば、合併以前と言える。喜茂別で言えば平成20年度を例にすれば、一般会計23億円、特別会計を含めると34億円のお金の使途を決める、議会と理事者の選出、つまり選挙が公正に行われて始めて意味、また、その公的使命を託すことができる。私が遭遇した選挙に於ける『自由妨害』は、転居して1年半のよそ者であったからでは無く、今までも行われて来たからこそ、「ルール」喜茂別ルールが出来たのであろう。ただし、そのルールは果たされなかったが。町長選挙だけでなく、町議選にも同じ手法が取られていたのではないか?「奥さんをクマが出来る程ぶったたいて、町議の資格が無い」という話も聞いていた。喜茂別町長選挙告示用のNHKの報道写真は殴られた様に見えたという事から察して、きっと、町議さんは「ぶったたいて」いないのだ。そんな風評で出馬出来なかったのではないか。また、私のようになっている方にお会いしたこともある。多くの女性が遭遇しているのだ。


このような事態を想定した訳ではないが、私には、こどもたちに自分のこころとは違う大人の生き方を強いているのでは無いか、という思いがあった。


それが、喜茂別町長選挙に臨んだ私の公約の一つだった。

こどもたちにそれでいいよと言える町。
こどもたちに大人の生き方を強いない。そうだねとこどもたちを見守れる町。



喜茂別町長選挙の7月15日から20日まで、北海道新聞の取材に応じた7月14日の公約を基本的に繰り返しアナウンスした。

「住民自治の町づくり、住民自治の町づくりに切り替えませんか?
 町では、いま、国道230号線の線形改良が行われています。どのように議論され、どの
 ように決定されたのかご存知ですか?
 
 http://www.town.kimobetsu.hokkaido.jp/kassei/post_85.html
 郷の駅の商業施設の提案も2つあったと言われています。どのようなものであったのか
 ご存知ですか? 住民自治の原点は情報共有です。


 喜茂別の高齢化率は33パーセントです。これからますます高くなります。1人あたりの
 国保療養費用は全道8番目の高さです。暮らしを見直し「ふるさと喜茂別で穏やかに暮
 らしたい」を支えます。


 喜茂別には離農跡地が点在しています。農地を息づかせる仕組みをつくりませんか?


 緑なす山々に囲まれたここ喜茂別にも、皆伐された山があります。木を植えませんか?
 里山を育てませんか?システムは町が作ります。みなさまのお力をお貸しください。


 お母さん、こどもたちにお弁当を持たせませんか?いいんですよ、お弁当でも。喜茂別
 町はお弁当を推進します。食育の原点はお母さんのご飯です。』

 



                      


繰り返し、喜茂別町長選挙から留寿都村喜茂別町合併協議を考える。
当たり前の公正さが保証されなければ、留寿都村喜茂別町の合併に意味がない。
選挙での自由妨害を許せば、議会は町民に付託されたものとは全く別のものになる。

留寿都村喜茂別町と合併することについての可否を問う住民投票」もさる事ながら、
問われているのは、喜茂別の公正さが如何に担保されるのか、なのだ。