農協スーパー

喜茂別の町からスーパーが1件道路拡幅に伴って閉店。町に1件になった農協スーパーは以前より品揃えは良くなってきた。
小さなチカを天ぷらように買う。野菜ときのこと合わせて天ぷらにする。

50匹程のチカにメスは1匹、後はオスだった。ニシンが来なくなったのにはこんな理由もあったのではないか？

数年前入院した折りに友人が差し入れてくれた本が『人間の行方』多田富雄　山折哲雄。

その中の1章に「男と女とY染色体」がある。興味深かった点は、、、
最初は生物のとっていた原始的な生殖方法である無性生殖をニンゲンもしていて、
雄という物を発明することによって2種類の遺伝子を適当に混ぜ合わせることによって多様性、種の生存と進化を加速させてきた。
雌の方はX染色体が2つある、それに対して雄の方はX染色体1本とY染色体1本。Y染色体の方は生きるために大事な役割をする遺伝子はそれほど
載っていなくて、その個体を雄にするくらいしかのっていない。X染色体の方はずらりと大事な遺伝子が並んでいる。女性は大切なX染色体を2つ
もっているので、片方の遺伝子になにか異常があったとしても、もう片方の遺伝子で補償するのだと。もともと性器の原基は女になるように
できていたのをY染色体はむりやり軌道修正して雄にしていまう。女の脳と男の脳はどうちがうかでは、女の脳は右脳と左脳が脳梁というところで
広くつながっている。右脳と左脳がバランスがとれ、感情と知性というものがつながりあって働くことができる。男の脳は脳梁が貧弱で
知的な能力が独立して発達して、それが感情とバランスが取れないとか、総合的に物事をみれないそういうことが起こってくるといわれて
いるそうだ。

現代の課題はそんな男たちの道具になっていることが女にとって問題なのだし、今一度、女たちが世界を構築すべし。
日本の女は充分に自覚しているはずだ。

閉店まぎはに農協スーパーに入ると、男性職員が2人品揃えをしていた。