風土館に行く

今日は風土館の岡崎さんから会社の同僚に電話が来たので、エヒノコックスの山麓周辺調査結果の話を聞きに倶知安まで出る。
彼の先生は元北大獣医で今は酪大のカミヤ先生とか。説明では、エヒノコックスは千島からの引き上げと伴に,根室に入ったが、
寄生主となる狐に家族的縄張りがあり、公汎な移動がなく、限定した物だった。しかし、北海道が狐の捕殺を大規模に行った結果
狐の家族的縄張りの崩壊と伴に、移動が容易になり、全道的に大繁殖する結果となった。

私が理解したものはそのような物であるが、限定的に存在した地域でも,捕殺は行われたはずで、かなり,小さな集団が
移動可能になったことで全道に拡散するであろうか?

彼の話では、治療法のあるガンより恐ろしい病気とか。

狐では腸壁に寄生し、虫下しが効くことから、補助金を得て、Waoを中心としたNPOで虫下しを散布する運動を展開している。

しかし、排泄された卵虫がより公汎にネズミに介在するのではないか?
卵虫は50度ほどの温度で死滅するというが、草深い山野で50度になるとも想定しにくい。

十勝の研究報告も見ておくべきかと。

水を介した汚染については卵が重いため、あまり、問題にはならないということだったが、どの位の重さであろうか?
従来は水の汚染が重要視されてきた。