喜茂別は雪



11月に入ると瞬く間に真っ白。ユーノスは使えなくなり、冬モードに転ずるにはあまりに準備が出来ていなかった。
今までのように、そりを引いて歩いて買い物にも行けない。一台の車に二人のスケジュールを押し込める。
だが、なにより寒さを感ずる。道産子で-20°の世界で毎日暮らして来たのに、温度で言えばたいしたものでは無いのに
肌寒いのはなぜだろう。


しかし、裏のえぞの小リンゴがたわわになって、ヤマブドウ、つるめもどき、宿り木が寄生している。圧巻である。
小鳥たちも集まってきた。この木を大事にしているのだろう。